和顔愛語のすゝめ
今日13時からは、トレーナーカレンによる、20分間の「ことわざラン」を行いました。
今回のテーマは「顔は口ほどにものをいう」 、これはことわざ辞典には載っていません。
その前に、元のことわざ、「目は口ほどにものをいう」をご紹介。
これはことわざ辞典に載っているものです。
この意味は、
「目は、言葉で説明するのと同じように、相手の人に気持ちが伝わるものだということ。」
つまり、「言葉に出さなくても、目の表情で相手に伝えることができる。」
「言葉でうまくごまかしても、目に本心が表れるものである。」という風になります。
この「目」というのは、様々な心理状況を表すものではありますが、
人それぞれだと、カレンは思います。
嘘をつくと目をそらす、それも人それぞれ。
上を向くと考えている、それも人それぞれ。
ランニングの後半からは、
「顔は口ほどにものを言う」という一文を読み解いていきました。
想像してみてください、人と人が出会ったとき、はじめに目に飛び込んでくるのは?
みなさんどこだと思いますか?それは、「顔」なのです。
ランナーなら、もしかしたら脚、シューズと答える方も多いかもしれません。
私たちは意識、無意識に関わらず、顔から様々なものを受け取り、会話をスタートさせます。
では、コミュニケーションの起点となる、「表情」には何が表れているのでしょうか?
ランニング中も、ヨガ中も、笑顔になること、笑ってハッピー指数をあげましょう!と
LiveRunではよく声をかけます。確かに、心がすっと軽くなり、スムーズに動けるような気がします。
仏教には、
「和顔愛語」- ワゲンアイゴ という言葉があります。
意味としては、和やかな笑顔と優しい言葉の施し、仏像の尊顔。
仏様の顔をみるとなんだか、にっこり、ほっこりすることはありませんか?
これは心理行動の一つで、「表情模倣」と言われ、相手の表情につられ、
それをみている受け手側も同じ表情を真似てしまう表情。
笑顔だけでなく、泣き顔もそうです。
つまり、自ら微笑みを浮かべると、それが自分に返ってくるんです。
この「和顔」を意識してみましょう!
和やかな笑顔は、幸せな循環をうむ最高の表情です!
人に会うときはもちろん、心が苦しくなったとき、もういつでも、
仏様のお顔を思い出して、「私は仏」と唱えてみてください。
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