脱メタボ 知識セミナー~カロリー制限
「脱メタボ 知識セミナー~カロリー制限」で紹介したコンセプトをまとめてみました。
食べたカロリーがどれだけのエネルギーとして吸収されているか正確に計算することはとても難しい。
動物は自然な仕組みがあり、ホルモンが「お腹が減った!」と「お腹がいっぱいと」調節してくれているはずだが、メタボの人はホルモンバランスが崩れている。
人間の歴史を考えるとこの100年の食生活の変化は異例。
加工された食品には様々な問題があるが、その一つは急激に血糖値を上げてしまうこと。
大量の糖を血液に保つのは体にとって毒なので、インスリンと言うホルモンが糖を処理しようとする。
メタボだと筋肉細胞に脂肪酸が溜まっていて糖を受け入れなくなっている。
インスリンが増え、肝臓に糖を集めて内臓脂肪が増える。
メタボの症状が出る。
運動をするとミトコンドリアが増えて、筋肉に溜まった脂肪酸を燃やしてくれて、糖を受け入れられるように細胞を変化する。
注意点
本当は人間の体の仕組みは数倍複雑です。
基礎の部分をできる限りシンプルにした説明でした。
科学的に解明されてきた情報をベースにしていますが、シンプルに修正しているので、考え方をイメージとして使ってみてください。
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以下のライブランがリスペクトできるエクスパートの考え方を取り入れました。
Gerald I Shulman
MD, PhD, MACP, MACE
George R. Cowgill Professor of Medicine (Endocrinology) and Professor of Cellular And Molecular Physiology; Co-Director, Yale Diabetes Research Center, Internal Medicine
Daniel E. Lieberman
Edwin M. Lerner II Professor of Biological Sciences
Professor of Human Evolutionary Biology
Chair, Department of Human Evolutionary Biology
Harvard University
Dr. Benjamin Bikman
Associate Professor of Physiology, Brigham Young University
Dr. Jason Fung
Nephrologist. New York Times best selling author. Interest in type 2 diabetes reversal and intermittent fasting.
以下の研究結果を元に作られました
Roden, M., Price, T. B., Perseghin, G., Petersen, K. F., Rothman, D. L., Cline, G. W., & Shulman, G. I. (1996). Mechanism of free fatty acid-induced insulin resistance in humans. The Journal of clinical investigation, 97(12), 2859–2865. https://doi.org/10.1172/JCI118742
Mechanisms Underlying the Onset of Oral Lipid–Induced Skeletal Muscle Insulin Resistance in Humans
Corresponding author: Michael Roden, michael.roden@ddz.uni-duesseldorf.de.
Diabetes 2013 Jul; 62(7): 2240-2248.
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