寝室は真っ暗であるべき?! Get It Blacked Out!!
7月3日のポジティブモーニングランにて、トレーナーTakが睡眠の質と光の関係について話ました。
ネタ元はShawn Stevenson氏の本 "Sleep Smarter"です。
なぜ光は眠りを妨げる?
一番の理由は、メラトニンというホルモンと光の関係にあります。メラトニンは、いい睡眠を演出してくれる、スーパースター(主役)のような存在です。メラトニン自体が睡眠ホルモンではありませんが、よい眠りには欠かせないホルモンです。体内で生産されるホルモンですが、歳をとるに連れて、その生産量が減少します。若い時のように、長い間どこでも眠れなくなったのは、これが原因かもしれません。
しかし、寝る時間帯に光を浴びることによって、このメラトニンの生産量が50%も削減されてしまうようです。
アイマスクだけでは不十分?
じゃあアイマスクすればそれでいいのね?と思う人も多いかもしれませんが、実はアイマスクを使っても100%光を遮ることは不可能のようです。
じつは私たちの肌には光を察知する受容体があるようです。肌、つまり全身です。この受容体は網膜と同じ働きをするようで、光を察知するとすかさずその情報を伝達します。
ある実験では、真っ暗闇の中、被験者の膝の裏に、先端から光を発するケーブルをあて、メラトニンの生産量への影響を調べたところ、生産量が削減されたようです。そう、膝の裏であっても光を察知することができるのです。こういったことから、ベッドルームは真っ暗であることがとても重要であるといえるようです。
具体的な対処方法は?
じゃあ
では具体的にはどのような対処方法をとることができるのでしょうか?まずは、シティライトを完全にブロックしてくれるカーテンを買ったり、眩しい光を発するめざまし時計を排除したり、または、wifiルーターやその他電子機器などの、光を発するものをブランケットやテープでカバーするが、この本ではオススメされていました。
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