ヤギが命かけて壁をよじ登ってまで摂取する塩の謎
「減塩した方が健康にいい」
これが「常識」となっていることをまだ知らされていないヤギがイタリアにいる。
北イタリア・ヴァッレ・アントローナ自然公園のチンジーノ・ダムに集まるアルプス・アイベックスだ。YouTubeで彼らのロッククライミング技をチェック。
動物愛が強いトレーナーTomoは
「やめろー!
塩分取りすぎたら血圧が上がって
心臓病になっちゃうよ!」
呼びかけるがヤギたちは声がけを無視。
心臓病になっちゃう。。。
え、きっとならない?
動物だからうまく調節ができている。。。
でも人間も動物なのでは。。。。
動物はどのように体内に必要な塩分の量を調節しているのでしょうか?
英語で申し訳ないが、下にあるDr Ekbergのビデオを見ると腎臓が余分な水分と塩分を体からシッコとして体内から出してくれることがわかる。
だったら体がのぞむだけ塩を摂取していいのでは?
いつから塩が悪者になったのだろう?
マクガヴァン委員会(McGovern committee)のマクガバンレポートがアメリカだけではなく、このレポートが日本にも影響を与えたことがわかっています。(1977 the U.S. Senate’s Select Committee on Nutrition and Human Needs released a report)
マクガバンレポートが減塩を呼び掛けたのですが、彼らが使ったデータには様々な問題点があったことがDr DiNicolantonioの本The Salt Fixでわかります。
本「トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ」でおなじみのジェイソン・ファン(Jason Fung)も、過去のレポートの問題点をわかりやすく説明しています。
The truth about salt (英語)
トレーナーTomoがリスペクトしているDr. Peter Attiaの考え方をまとめてみました。
塩を食べたら血圧が上がると考えるのは理論的。でもネフロン(nephron)の存在がある。(ネフロンは腎臓にあるくだですね。これが体内にある塩分の量を調節してくれています。)
だったら大量に塩を食べるのがいいのか。。。それも間違いっている。腎臓に異変がある人など塩分の量によって血圧が変動する人口も明らかに存在する。チャレンジはその人口が誰なのかを突き止めることだ。
塩分を低めにした方がいいこともある。アメリカの一般的な不健康な食生活をしている人に塩分を控えめにしなしと言うと健康的な食生活に変更する。
なるほど。減塩するとポテトチップを食べるかわりに生野菜を食べるようになったりして確実に健康的な食事を食べるようになりますよね。しょっぱいものを食べるとお酒がの量も増えたりしますよね。
「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」の報告書によれば、18歳以上の男性は1日当たり8.0グラム未満、18歳以上の女性は1日当たり7.0グラム未満という目標量。
結論
食事摂取基準をあてにしないで、一人一人が自分の体と運動量をみて、自分の体が必要としている量をみつけた方がいい。
外が暖かくなっていた夏、外で毎日汗をかくライブランナーは塩分不足は絶対に避けたい。体にとって塩分は重要。
ランの前後、水ももちろんいいけど塩やミネラルが含むドリンクもオススメ。
トレーナーTomoがオススメする健康ミネラルむぎ茶。
水分だけでなく、塩分などミネラルをゲット。夏のラン後はコンビニでこれを飲むことが多いです。
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