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ライブラントレーナーがおすすめする本
BOOK RECOMMENDATIONS
トレーナーTomoのおすすめする本に関しての注意点:
英語版を読んでいるのであくまで英語版の評価です。日本語版を紹介していますがもし翻訳に問題があったら申し訳ございません。
トレーナー
Tomo
ヨーガ パタンジャリのヨーガ・スート
The Yoga Sutras of Patanjali
スワミ・サッチダーナンダ
僕が英語で読んだ“The Yoga Sutras of Patanjali: Commentary on the Raja Yoga Sutras by Sri Swami Satchidananda”の日本語版はきっとこれだと思う。ヨーガ・スートラとは群小教典をまとめたものでパタンジャリによって4-5世紀頃に編纂されたと言われる。ヨーガ(ヨガ)の修行はこれが書かれた数千年前からあった可能性が高いが、パタンジャリのまとめは現代人が行っているヨーガの基本経典として重視されている。そのまま読むと意味不明なので、この本のように指導者の解説でやっと意味が掴める。様々な解説版を読んでみたが、このスワミ・サッチダーナンダが理解しやすいと感じた。注意点:関節を伸ばすようなポーズがヨーガの一部になったのはもっと現代的なことで、このスートラの基本は座禅。体の修行ではなく、自分の中、意識を理解する練習です。
トレーナー
Tomo
サーチ・インサイド・ユアセルフ
Search Inside Yourself
チャディー・メン・タン
Google社内向けのクラス、「Search Inside Yourself」で教えているコンセプトを紹介する本。マインドフル瞑想で世界平和を達成しようと考えるタンさん。
お坊さんにならないと瞑想からの価値を味わえないと思っている考えをひっくり返そうとしている。一般人にも瞑想を受け入れてもらうには、通常の仕事でも役立つとアピールする必要がある。彼はダニエル・ゴーマンの「Emotional Intelligence」感情知能(EQ)のコンセプトを取り入れてこのSIYクラスを開発している。仏教のコンセプトも入っているけど、ほぼ隠している。ときには仏教の考え方からズレた部分もある。
残念だと感じた部分。
ゴーマンのEQコンセプトを取り入れることで、現代の生活でどうマインドフルネスを取り入れるかが具体的にわかる。でもそれによって元にある、マインドフルネスの深いコンセプトの一部を失っている。よく企業のクラスで学ぶ、スキルを覚える方向になっていて、このように覚えたスキルは数年で薄くなる恐れがある。もっと深いレベルでマインドフルネスを身につけることができると、今後どのような場面に遭遇しても、自分で答えを生み出すことができると感じる。一方、深いレベルの教えには、多くの人は引いてしまう。世界平和を目指すには多くの一般人が受け入れてくれる形ではないといけない。難しい課題ではある。
トレーナー
Tomo
もっと! : 愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学
The Molecule of More
ダニエル・Z・リーバーマン
正直95%の人は最後まで読み続けないと思います。でも実はこれはとても画期的で、人間にとってとても大事な考え方が学べる本。進化生物学から、我々はなぜ苦を感じる時間が多いのかをアプローチ。
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Tomo
脳をだませばやせられる 「つい食べてしまう」をなくす科学的な方法
The Hungry Brain: Outsmarting the Instincts That Make Us Overeat
ステファン J.ギエネ
野生のゴリラはバナナがたくさんあってもメタボにならない。なぜ人間は不健康になるほど食べ続けてしまうのか?脳科学からダイエットについてアプローチするユニークな本。
トレーナー
Tomo
なぜ今、仏教なのか――瞑想・マインドフルネス・悟りの科学
Why Buddhism is True
ロバート ライト
「仏教」がタイトルにあることで宗教的な本だと思ってしまうが、実はそうではない。進化生物学の最新情報を使い、なぜマインドフルネス瞑想が人間に効果的なのかを説明してくれている。
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Tomo
睡眠こそ最強の解決策である
Why We Sleep
マシュー・ウォーカー
カリフォルニア大学バークリー校睡眠・神経画像ラボラトリーの所長であり、僕のリスペクトしているDr Attiaも彼を信頼している。科学的に睡眠のことを最も追究している世界的リーダーともいえる。ちょっとオーバーな考え方もあるけど、これを読めば睡眠の知識はしっかり獲得できる。
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Tomo
考えない練習
小池龍之介
がんと戦ってきた瀬古昴さんが「この本無しには、いまの自分はありません」といっていたので読んでみました。難しい仏教の考え方を現代人にもわかるように説明されているので読みやすいです。
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Tomo
がん‐4000年の歴史
The Emperor of All Maladies: A Biography of Cancer
シッダールタ ムカジー
がんのことを知りたい人が最初に読むべきな名作。アメリカではドキュメンタリー映画にもなりました。もし1000年前にがんになったと思われるエジブトの女王がタイムスリップして治療を受けたら、1850、1950、2000、2020年では違うアプローチだと説明してくれる。
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Tomo
がんマラソンのトップランナー 伴走ぶっとび瀬古ファミリー!
瀬古昴
瀬古利彦氏の長男、瀬古昴さんが書いた本です。とても大事なことを学ぶことができる本です。チャレンジは、もし自分が本当に恐怖を感じたときに瀬古昴さんから学んだことを実行できるのか。是非読んでみてください。
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Tomo
Why We Get Sick
Benjamin Bikman
心臓病、糖尿病、アルツハイマー病、ガン。これらの病気になってしまう理由の一つにある接点があるとBenさんは語ります。科学的なエビデンスを並べたような本なので部分的には読んでいて退屈になってしまうかも。でもとてもパワフルなメッセージがあります。
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Tomo
サードドア: 精神的資産のふやし方
The Third Door
アレックス バナヤン
ビジネスの本だけどとりあえず面白い!ビジネスのことを全く知らなくても楽しめる本です。
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Tomo
The First Cell
Azra Raza
アメリカで活躍してきたパキスタン人の医師。何十年もガンと戦ってきてたどり着いた考え方が一般の考え方と180度違っていた。本はガンと戦って亡くなっていく数名のストーリーでとても悲しくなる本です。
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Tomo
The Science of Running
Steve Magness
この本を数回読んだらあなたもランニングコーチになれる。反対ランニングコーチなら絶対に一度は読んでおくべきな本。昔の考え方から現代的なアプローチまで、ランニング指導の歴史がわかる。科学的な研究結果と指導者とのギャップがなぜあるかがよくわかります。注意点:とても難しくて眠くなってしまう部分も多いです。
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The Running Revolution
Nicholas Romanov
ロシアのランニングコーチが考え出したPOSEメソッドを紹介している本。実はChi Runningととても似ているので両方読む必要はないかも。
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Running with the Kenyans
Adharanand Finn
なぜケニア人は長距離を走るのが速いのだろうか?そんな答えを探しに家族を連れてケニアに半年暮らすことになったFinnさんのストーリー。
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駅伝マン 日本を走ったイギリス人
The Way of the Runner
アダーナン フィン
このイギリス人のライターさんの本は面白いです。ケニアに半年住んだ体験談の本が面白かったのでこちらも読んでみました。残念ながらRunning with the Kenyansの日本語版が無いようです。
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Running Rewired
Jay Dicharry
JayさんのAnatomy for Runnerは専門的な説明が多いので読むのに時間がかかるかもしれません。こちらは写真も多く、一般人向けとなっていてわかりやすい。怪我を避ける為に行うトレーニング方法の紹介が本の半分以上。
トレーナー
Tomo
Anatomy for Runners
Jay Dicharry
全てのランナーたちのバイブルにしてもらいたいような本です。Jayさんの伝えたいことを本当に理解すると怪我を削減した走り方ができます。
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無理なく走れる“気”ランニング
Chi Running
ダニー ドライヤー
太極拳の考え方をランニングに取り入れた本。変なフォームになるのでは?いえ、そうではなく、理想のフォームにたどり着くアプローチをTai Chiの考え方から説明しているのでとても参考になります。日本語版を検索してみたら金/哲彦さんが翻訳に関わっていたのでびっくり。
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イノベーション・オブ・ライフ
How Will You Measure Your Life?
クレイトン・M・クリステンセン
人生のバイブルとして使える名作。2020年に亡くなってしまったハーバードビジネススクールの教授が毎年卒業生に行っていたレクチャーを本にしたもの。
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Tomo
トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ
The Obesity Code
ジェイソン・ファン
カナダの腎臓専門医の医師Jasonの本。健康的な体を維持するにはホルモンの働きを正常にする必要があり、カロリー計算の無意味さをわかりやすく説明してくれています。
トレーナー
Tomo
ピクサー流 創造するちから
Creativity, Inc.
エイミー・ワラス エド・キャットムル
Steve Jobsファンなら絶対に読むべき本。部分的には少し長く感じるところもある。でもクリエイティブな商品やサービスを生み出すカルチャーの作り方はとてもパワフルなコンセプトだと思うので最後まで読む価値はある。
トレーナー
Tomo
SHOE DOG(シュードッグ)
フィル・ナイト
NIKEとオニツカタイガーの意外な過去。今ではMr.クールのフィルナイトだが、戦後の物陰がある日本に初めて訪れた頃の話はめちゃ面白い。まだ新幹線がない時代の日本を彼は知っている。今では立派なNIKE、あの頃は誰もうまく行くとは思っていなかった。それを救ったのが日本の商社だったのも意外。ドライなビジネスの本ではなく、物語のように読んでて楽しい本。ビジネスに全く興味がなくても楽しめる本。
トレーナー
Tomo
ジェフ・ベゾス 果てなき野望
The Everything Store
ブラッド・ストーン
Amazonの創業者であり、世界トップランクのお金持ちBezosの考え方が学べる本。通常あまり自分のことを話さないBezosだがBrad Stoneには特別の許可を与えて書かれた本。今ではマンモス企業だが、最初の十年ではまだまだ誰もこの会社が生き残ると思っていなかった。ミーティングにスライドショーを使わない理由とか、ピザを分けられるサイズのチームで企画を進めるべきなど、面白いビジネスコンセプトがたっぷり。
トレーナー
Tomo
BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族"
クリストファー・マクドゥーガル
走る方法の考え方が180度変わりました。自然と走れるタラウマラ族の大ファンになり、彼らの食べる健康食Pinole(とうもろこしの粉)を買ったり、裸足に近いクッションが少ない靴を買いました。人間は走る為の体を全員持っていることを理解するきっかけになります。
トレーナー
Tomo
The Cool Impossible
Eric Orton
残念ながら日本語版がない(2019年3月時点)。誰か翻訳しないかな?長距離ランナーの有名コーチのパーソナルトレーニングを受けている体験をできる本。「Born To Run」の作者マクドゥーガルさんのコーチでもあり、タラウマラ族との初レースの参加者でもある。水泳やゴルフを始めるにはフォームを学ぶのが当たり前なのに、マラソンは教わる必要がないと人は思うのか?実は人間にとって最も効率のいいフォームがあり、それを身に付けることで脚に痛みが出にくくなるランができる。これを読んでAltraの靴を買った。
トレーナー
Tomo
MINDSPAN 脳老化は食で止められる
プレストン W. エステップⅢ
今までの常識をくつがえす健康情報がありびっくりした。認知症など脳の病気に関する情報かと思っていたら、実際は健康的に生きるための基本的な情報が多かった。タイトルを見るとアルツハイマーが気になる人しか手に取らないと思うのでもったいない。特に日本人に関してたくさんの研究結果などをシェアしているので絶対に読んでそんはない本だ。
トレーナー
Tomo
持久系アスリートのための耐久力(エンデュアランス)の科学
Endure
アレックス・ハッチンソン
「限界は何が決めるのか? 持久系アスリートのための耐久力(エンデュアランス)の科学」。人間の体のリミットの勉強ができる。ランニング、運動などにとても便利な情報。 2018年2月にアメリカでリリースされた本が2019年9月に日本語版も出ました。
トレーナー
Tomo
人体六〇〇万年史──科学が明かす進化・健康・疾病
The Story of the Human Body
ダニエル・E・リーバーマン
実は人間の体は長距離を走る為に進化されていた。スーパーに行けば好きなだけの食料が手に入る時代。実はこうなったのは人間の歴史を考えるとつい最近のことなんです。この本はトレーナーTomoにとって健康のバイブルのような存在です。正直、前半を読んでいて退屈だと感じる人が多いかもしれません。教授はとても詳しく人間の進化の説明しているからです。でも僕はとても面白い情報だと感じて3回もこの本を読んでいます。
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